銃をこっちによこせ!

ネットハッカー集団アノニマスのドキュメンタリーを見た。サイバー上での座り込みとかジョークとしての嫌がらせ行為、権力を小馬鹿にした姿勢は人間なら誰しも持っている特殊な欲望のように感じた。現代社会なら。

 

実際の活動の際、ナタリーポートマン主演映画“ヴィフォーベンデッタ”のあのお面が使われている。この映画ほんとすき。超絶スカッと系ムービー。クライマックスが絶品。

 

 

また、イデオロギー的に連想したの映画“ファイトクラブ”。

 

どういう内容なのかを話したらネタバレになる映画だから何もいえないけど、「おまえも解放しろ!」みたいな映画。思想、主張って1人ならなんてことはないけど集まるとね〜。

 

お面で思い出したけど、「町山智浩の今を知るTV」でアメリカの銅像撤去、差別グループの話で“國民の創生”がKKKの例の白い衣装のモチーフになった話で驚愕。

 

不満を移民にぶつけるのはなんだか違う。だけど自分がうまくいってない時に迷惑な外国人にまで優しくできるほど自分も器大きくないからなんともいえない。成功している人を妬む気持ちもすごくよくわかるし、完全に消し去るのは無理な気もする。誰も傷つけたくはない。だけど傷つけなければ自分や大切な人が傷つくこともあるから武器を取る。

 

武器を捨てよう。過去は忘れよう。綺麗事じゃない。できる。