パーティしようぜ!
netflixで“That 70s Show”を半分口を開けながら見る。
アメリカのコメディドラマでなんと200エピソード以上も放送された。1970年代のアメリカウィスコンシン州の青年たちが主人公。
ちなみに若き日のザロックことドウェインジョンソンもレスリングの回で出演。
“the Ranch”のアシュトンカッチャーとダニーマスターソンの兄弟コンビが活躍。
こんな言葉を映画の中で聞いた。
「私は70年代が大好きなの。80年代なんてクソくらえよ。70年代のロックが最高なのよ。」
たしかタランティーノの映画だった。
町山智浩氏は言った。
「80年代のチャラついた感じ嫌いなんですよ。バブルで浮かれてて、サラリーマンが調子に乗ってて。でも僕たちは何にも変化がなかった。
だけど、不況になっても僕たちは変わらない。だって関係ないんだもん。」
まあ歳取ってからモテてもそれはそれで大変なんですけどねと付け加えた。
リチャードリンクレイターの映画“バッドチューニング”のなかでこんなこと言ってる奴がいた。
舞台は1976年。
「高校の奴らを愛してる。どんなに歳をとったって記憶の中であいつらはずっとあのままなんだ。」
リンクレイター青春シリーズは全部好きだけどバッドチューニングにはいびつさみたいなものがあってそれが青春の苦さを感じさせる。強烈な懐かしい匂いがする。
1970年代。
生きていなかった時代。
生まれなかった国。
なぜだろう。無性に惹かれ、懐かしさを感じる。どっぷり浸かってみよう。もう決していけないあの時代に。